本セミナーは、医学・心理学等の諸分野における精神分析の臨床適用の促進と技術の向上を目的として、精神分析および精神分析的心理療法の理論と技法の普及に関する事業を行ない、それらの領域における利用者の利益の向上に寄与することを目的としています。
大阪精神分析セミナーは、1997年に、それまで精神分析の理論と実践を身近に学ぶ機会の乏しかった大阪の地に、体系だった精神分析を学ぶ場を立ち上げようと、有志が集まって設立したセミナーです。故小此木啓吾先生の指導のもとに、日本を代表する精神分析家を講師陣としてお迎えして、講義と症例検討からなる、年に10回の通年のセミナーを提供してきました。
セミナー設立の趣旨は「臨床において必要な理論の習得と臨床家としての自己覚知を目指すこと」です。すなわち当セミナーは、精神分析のある特定の理論や技法を深めるためではなく、精神分析のさまざまな考え方を広く学ぶための総合的な学びと体験のためのセミナーです。初心者から経験を積んだ臨床家まで、臨床の現場にいる実践家たちが精神分析的精神療法・心理療法を自らの日々の臨床に生かし、そして自らの実践の核とするための理論と技法の学びを幅広く提供することを、その目的としています。
コロナ禍を経て、現在当セミナーでは4年を1クールとして、オンラインにて年10回の講義を提供しています。セミナーの今日にいたるまでの約30年の歩みは、大阪の地に精神分析の種子が播かれ、芽生え、育ち、そして実を結び、そこから多くの臨床家たちが育っていった歴史でもあると自負しています。オンラインという新たなツールを得て、現在では全国各地、さらには海外の地からも受講生を迎えており、この育ちの輪を、今後もさらに皆様とともに広げていきたいと願っております。どうか皆様、今後ともさらなるご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
代表 清野百合
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